結成
2006年夏、某ライブの打ち上げに於いて、酔った勢いでO.K.Z.とCOYASSが「メタルバンドやろうぜ!」と盛り上がり、とりあえずスタジオに入ることに。COYASSは本来RAPPERであるが、実は11歳よりドラム演奏経験があり、本人の名前の由来となったCARCASSを始め様々なメタル楽曲をコピーした経験があるとのことで、ドラマーとして参加。
O.K.Z.の刻むメタルリフと、COYASSの叩きだす超高速ブラストビートを基軸にアグレッシブな楽曲がサクサクと制作された。より凶悪なサウンドにする為に、リフ番長takayama、O.K.Z.の旧バンドメンバーでボトムを支えてたKoh-Taroを招集。
楽器陣が揃ったところで次はボーカル。普通のメタル系ボーカルを入れてもおそらく普通に格好いい曲になってしまうのを懸念したO.K.Z.は、メタル未開拓の二人のVoを迎え入れる事にする。
過去に熊猫xiongmaoでVo経験を持ち、地下アイドルとして活動中のki☆ki、そして一度見たら忘れられない変態的なステージングで名高いそろほまつである。独自の世界観を持つ二人の織りなす歌詞世界はN●Kの「みんなのうた」が引け合いに出される程で、ここから「ときめき」+「メタル」=「ときメタル」というバンドコンセプトが生まれる。
第一期 ~ときメタル旋風
とりあえず一回ライブやろう、ということで2006年11月にプレセッションライブを行う。わずか3曲ながら、大きなインパクトと衝撃を与え、話題になる。
2007年2月に自主企画「マリグ☆ナイト」を新宿ANTIKNOCKにて開催。GOLGO BUTCH, BYOU, Cutie Pai, BirdWATCHINGと、パンク、オルタナティヴからアイドルまで、ジャンルレスな出演者を集める。Cutie Paiではバックバンドとして”電撃マ王様”を演奏。
そしてコンスタントにライブ活動開始。ライブする度に新たな反響が。そしてニコニコ動画やYouTubeにライブ動画をバンバンアップしてDisられたり褒められたりDisられたり。
2008年2月に「マリグ☆ナイト2」を渋谷CYCLONEにて開催。E.D.G.E Player, BAZOOKA, Dazzle Vision, デブパレード, r@m(姫川りな/@YOU/持田茜)という、いろいろな意味でヘヴィなメンツが出演。r@mに対抗(?)してBAZOOKAのMAKOTOがポロリをするというハプニングもあったが、最後は出演者全員で”ラムのラブソング”を歌うというお楽しみで盛り上がる。
2008年5月にライブイベントORGASMによるオムニバスCDに“トキメキング”にて参加。初の公式音源となるも、レコ初に諸事情(後述)で参加できなかったため、ORGASM界隈では「謎のバンド」扱いをされる。
第ニ期 ~メンバー増加
2008年5月以降、ki☆kiが諸事情(アイドル的な意味で)によりMalignant Co.として活動できなくなる。これに対してただ代わりのメンバーを入れるだけじゃつまらないので、メンバーを増やす事に。まずは以前からマリカンに異常な興味を抱いていたミホコがキーボードとして加入。そしてボーカルとしてゆかり、SMK、yuki☆、やまざきあやか、ゆうぎ王が参加し、総勢11名となる。
ライブに向けてリハーサルを重ねるも、11人もいると誰かが風邪引いたり、ツアーだったり、仕事だったりと結局メンバーが全員集合することがないまま本番を迎える。
2008年10月「マリグ☆ナイト3」を開催。コロバ・ミルク・バー, ハンサム兄弟, ムラトリックス, E.D.G.E Player, 打首獄門同好会, Bong Tongue Cityというこれまた濃いメンツが出演。ハロウィンが近いということもあり、出演者の仮装率高し。というか出演者がやたら多いので、楽屋が常に満員。仮装してくるお客さんもいたりと、終始盛り上がって企画は大成功。
2009年1月COYASSが諸事情(デブ的な意味で)によりMalignant Co.での活動を一時休止。後任ドラマーとしてJunが加入。また、スタジオにたまたま遊びにきたbogenが半ば無理矢理に加入。加入したものの担当するパートが無かったため、メタルバンドとしては異色のタンバリンというパートを担当することに。
また今までMCを担当していたCOYASSの変わりに、yuki☆の実姉みったんが曲間及び告知のMCとして加入。演奏に一切関わりのないメンバーが加入することで、ますますバンドとしての存在意義が良く分からなくなる。
2009年4月、マリカンメンバーを中心に熱海に温泉旅行。フライヤーのアートワークや写真を担当してるAtoCがはしゃぎ過ぎて負傷、という一幕もあったが、一泊二日で楽しいひと時を過ごしてメンバーの結束を固めたり固めなかったり。
温泉旅行の後、ジャンベとしてShimo、マリが加入。リズム隊の大幅な強化でグルーブ増強。
2009年10月「マリグ☆ナイト4」を開催。音影, ゾンビロリータ, ムラトリックス, 打首獄門同好会というハロウィンに相応しいこれまた強烈なメンツが出演。どのバンドも仮装やらメイクやらしている状態で、最高のハロウィンイベントとなる。
2010年COYASSの実妹であるゆりがダンサーとして加入。ダンス(体操)を前面に押し出した曲を作るなど、バンドとして新しいエンターテインメントの切り口を見つける。
2010年10月「マリグ☆ナイト5」を開催。音影, デブパレード, VIGILANTE , ヒーヒズヒムイズムという豪華メンバーで大盛況となる。
2011年10月新メンバーマキ, RYO, AKOを加え、「マリグ☆ナイト6」を開催。出演バンドはno TOKYO, 打首獄門同好会, MUSHA×KUSHA。女性ボーカルが全員参加する新曲やCOYASSとすみこのデュエット(?)曲など、新しい要素を追加した1時間超、全14曲のステージを披露する。
また関連イベントとして、Malignant Co.のメンバーが関わっているバンド/ユニットが集合する「裏マリグ☆ナイト」も開催。疲れた(リーダー感想)。
2012年10月、「マリグ☆ナイト7」を開催。音影、ビンビールズ、ジャックバドラ、功が出演。この日のテーマは「秋祭り」。オリジナルうちわを作成し、限定配布を行った。
2013年は「学園シリーズ」と題し、フロント陣は学生服やセーラ服、ブレザーなどの制服を着用し、小芝居なども入れた演出に挑戦。また小銭, 病子(ゾンビロリータ)を加えたり、5年ぶりの音源となる「トキメキパーリナイト」をレコーディング、オリジナルタオルとのセット販売をおこなう。
10月には恒例の、「マリグ☆ナイト8」を開催。VIGILANTE、功、ゾンビロリータ、ジ・アズキウォッシャーズ、ナミダ色☆妄想癖が出演。功のまさしがゲスト出演するなどした。